ぼくのかんがえたサーヴァント②
太古にネタ集めしていたが、完成することのなかったネタ達……
サーヴァントというより原典知識のメモ。いつか使う!
イアフメス
滅びゆく渾沌(ヘカウ・カスウェト)
ヘカウ・カスウェトとは異民族ヒクソスを指す。ヒクソスの王はアポピスの名をもつ者や、シリア砂漠から侵入してくる異民族はアポピスの息子たちと呼ばれていたこと、ヒクソスの一般人や混血が残留した都アヴァリスはアペピの居城と呼ばれていたことに加え、カルナック神殿第三ピュロンで発見された『テンペスト・ステラ』には激怒したアメン神によって上エジプトに大嵐が起こり、テーベ地域中の墓やピラミッドが破壊されたので、イアフメス王が再建したと記されている。
アヴァリス・マウ。マウはラーの神猫。
※ヒクソスは下エジプト
オデュッセウス
破城の木馬(ヒッポス・トロイア)
光条の弓(アガナ・べレア)
「容易に死をもたらす」「優しい矢」エウリュトスが持っていた太陽神アポロンの弓。その息子イーピトスからオデュッセウスが刀と槍とで交換した。十二の斧の穴を射抜く弾道が変わらない、直線のレーザー。この性質を利用した空間に設置して、遅延させて放つのをオデュッセウスは好む。
高出力レーザーは『アルドノア・ゼロ』で最も猛威を振るった思い出。
スバドラー(シトラ)
シトラは『ハリ・ヴァンシャ(クリシュナの系譜)』での名前。
金翅鳥を掲げて駆けろ(アルジュナ・ヴィヴァーハ)
アルジュナのガンダルヴァ婚で使用されたクリシュナの戦車。部族間の争いを避けるために攫われた後はスバドラーが御者を勤めた。龍を食す金翅鳥の王ガルダを旗標に、駿馬サイニヤ、スグリーヴァ、メーガプシュパ、バラーハカが繋がれている。
ガルダの召喚と騎乗。
※スバドラーは民間信仰において眠りの神ニドラー、ヨーガマーヤーでありドゥルガーであるとされているが、その化身はクリシュナの身代わりになって死んだ説が描写的に正しい(『デーヴィー・マハートミャ』『バガヴァッド・ギータ―』参照)っぽい。
※ドラウパディーは幸運の女神シュリーの化身だが、民間信仰ではパールヴァティーやカーリーの化身とかされている。
フィロクテテス(ピロクテテス)
返し矢
アキレウスの踵を撃ち抜くパリスの狙撃の避け、逆に瀕死の重傷を負わせた逸話。
魔力放出(毒)
不死なる神霊を死に追い詰める大地母神ガイアの神獣、ヒュドラの猛毒。ウルトラC理論を重ねてヒュドラを体に入れる→自身がヒュドラになったとか。
悲劇の結末(トクシコン・ヒュドラ)
トクシコンとは毒矢の意味。元凶パリスの殺害、ヒュドラ毒の腐敗がアスクレピオスの息子である内科医ポダレイリオスによる治療で完治したことに由来する。
カラティン・ダーナ
王者の槍は王者を殺す(トリスケリオン)
腕輪に三つの槍を接続したもの。回転して盾、三つ重ねてドリル化する。影の国で学んだ因果逆転の魔槍。
天然の超人クーフーリン⇔人工の超人クラン・カラティン
同化魔術によって対応する能力を一個体に集約することでスーパーマンを生み出す。
当主は代々カラティン一族のダーナを名乗る。
クーフーリンを殺害した当主は三人の女性でありバビロンや影の国で学ぶ。
ネブカドネザル2世
天地物語る常世の星(エ・テメン・アン・キ)
乖離剣エアを模した聖塔ジッグラトであり、地球の極小モデル・小天体「空中庭園」やイシュタル門の要素。
王の財宝(バビル・カルデア)
カルデア人(ネブカドネザル2世)が保有する神の門(バビル=バビロニア)。型月においてギルガメッシュの蔵の中身を知っていたバビロンのニトクリスは業績的にネブカドネザル2世と重なるという話。ニトクリス女王は彼の妻とも娘とも。バビロン虜囚系の簒奪宝具か。
中東の伝承では魔術王ソロモンとシバの女王の息子とされる。が、明確な血縁関係が残っているからなー美味しいネタではある。七年間、狼となる幻覚に捕らわれる。
で、エンキドゥをやりたい。正確には『惑星のさみだれ』の泥人形マイマクテリオンがやりたい。あれめちゃくちゃ好き。
幸い、野人となる逸話があるのでエンキドゥの再話として繋げられる…?
ゴーレムやホムンクルスなどの人造生命の原典エンキドゥ、王の財宝には彼の体組織たる天の鎖(エルキドゥ)がある。シバの女王が造り出したクローンか。
ニトクリス≒ネブカドネザル2世、完全なる形・地球との接続≒空中庭園。
王の財宝でエヌマ・エリシュをバックアップした時の天地波濤す終局の刻。
シャプリシュ・アンマトゥム。