ポケモン世界神話
完全にコマンドその他のブログ作法を忘れたので、これは自分用のソース無し妄想メモ(というか調べれば他のブログサイトで書いてあるようなことの再生産なので!)になります。
というわけで、「ポケモン世界神話」をメインテーマに。
これは有名な話として、メガシンカの有無による世界線の明確な違いとか。
そういう本編と直接は関係ない世界観について、思い付きと一緒にメモしていきます。
①レジギガス神話
あるいは原始レジ神話。
大陸を縄で引っ張ってヒスイ(シンオウ)地方を作ったとされる伝説持ち。
これはプレートになった個体もレジギガスなのか? という疑問点があるので原レジ。
アルセウスのタイプを変えられる「プレート」にはフレーバーテキストが存在する。
まっさらプレート 3びきの ポケモンの ちから じかん くうかんを しばし とめる ひのたまプレート プレートに あたえた ちから たおした きょじんたちの ちから しずくプレート プレート にぎりしもの さまざまに へんげし ちからふるう いかずちプレート あらぶる ぶんしん いかりの かみなりを はなつ みどりのプレート うまれてくる ポケモン プレートの ちから わけあたえられる つららのプレート そのもの じかん くうかんの 2ひき ぶんしんとして よに はなつ こぶしのプレート せかいのうらがわ みだれるとき じくうのさけめ しょうじる もうどくプレート せかいの うらがわ じかん くうかんの ことわり ことなる だいちのプレート うちゅう うまれしとき その かけら プレートとする あおぞらプレート そのものの ちからの かけら たまに こめて だいちに うめる ふしぎのプレート うちゅう うまれるまえ そのもの ひとり こきゅうする たまむしプレート うちゅう うまれた ばしょ そのもの はじまりの ばしょ がんせきプレート そのもの プレートの ちから あつめし ふえのねいろを きく もののけプレート そのものの あらぶる ぶんしん せかいの うらがわを あたえられる りゅうのプレート そのもの じかん くうかんを つなぐ 3びきの ポケモンをも うみだす こわもてプレート 2ひきに もの 3びきに こころ いのり うませ せかい かたちづくる こうてつプレート せかいの うらがわに みちるもの いぶく ものの すがたを かえる せいれいプレート そのもの あらゆるところに いる そのもの あらゆるところに いない レジェンドプレート そのもの あらゆる うちゅうで ポケモンと ひとを みる
正確な解釈はスルー。
自分の解釈を導くために都合の良い部分だけ偏向して扱います。
レジギガス(原レジ)族を素材にしたプレートにはタイプの力が存在する点にだけ注目すると、レジギガス=タイプの大元、という関係性が生まれる。
これは各タイプに対応するレジ(ロック・アイス・スチル・ドラゴ・エレキ)を該当する物質やエネルギーを用いて生み出していることからも、裏付けられる。
ではタイプとは何か、については「自然」の象徴としてここでは扱う。
②アルセウス神話
パルキアの あくうせつだん……
おおむかしの ひとに とっては
ほんとうに じかんと くうかんの
シンボルに みえたでしょうし
こころ ふるわされたと おもうの
以上はシロナの台詞。
ふむふむ…… 心が 芽生えて
世界が できた……
心が 育って
時間 空間が 生まれた……
時間の ポケモン ディアルガ
空間の ポケモン パルキアは
アルセウスという ポケモンが
最初に 生み出したと いう……
そしてこっちはミオ図書館で聞ける、哲学者の男の話。
丸写しなんですが。
アルセウスが実際に世界を創造したか、については真とも偽とも言えない立場でいたい。しかし、それに比肩する能力、ある意味でポケモンという枠組みを超えたような力は持っているのではないかと思われるのが
『Pokémon LEGENDS アルセウス』で描かれています。
アルセウス鬼強ええ!とかはどうでもよくて。
この心があるから世界を認識できる、という哲学者の話。
これ完全に「人間原理」じゃないですか。
量子力学を扱ったSF小説では見たりします。『宇宙消失』とか。
宇宙論で、宇宙がどのように誕生し、どのような物理法則で成り立っているのかという問いかけに対し、人間の存在に理由を求める考え方。人間のような知的生命体が存在しないと、そもそも観測されるべき宇宙は存在しないという強い人間原理と、人間の存在を必然とするような宇宙の構造を考えるという弱い人間原理がある。
世界という形を認識して、時間・空間の概念を理解して、
知恵・感情・意思を獲得した。
人間の社会的活動になるわけです。
動物(あるいはポケモンと同じだった頃)としての人間は存在したが、アルセウス族(文明の概念)の登場によって、人類とポケモンは違う生物として独立したのではないでしょうか。というか普通に考えると、明らかに人類だけ異質。
というわけで、ここではアルセウス族を「生体」の象徴とする。
あえて「絆」でも良い。
社会的活動の化身であるのに「人間」の象徴ではないのは、後述するというのもあるが分身がポケモン的挙動をするアルセウスはともかく、完全にポケモンであるディアルガ・パルキア・ユクシー・エムリット・アグノムが人間を司るのはちょっとおかしい。
ポケモンも心を持っているので。
③メガシンカ以前以後
①と②を総括すると、「自然エネルギー」の時代と「生体エネルギー」の時代である。
例えば、古代ではゲンシカイキ状態となったグラードン・カイオーガが存在したように自然エネルギーに満ちていたのが、時間経過によって落ち着いた(または最適化された)ことで、現代のポケモン世界のようになった。
生体エネルギーによる、「メガシンカ」は
神話的支配者の交代を象徴しているかのように思われる。
※メガシンカは表現として適切ではないのが、人間とポケモンとの絆を現象化しているため用いている。
もちろんメガシンカは、メタ的にはカロス地方を舞台としたXYが初出であり、メガシンカを売りに出した同時期に発売されたORASではメガシンカの起源はレックウザであるとされている。
そしてメガシンカ以前以後の世界で平行世界化されているような発言が、ORASで登場するヒガナの台詞からも伺えます。
ミカド器官と主食の隕石で自力でメガシンカできるレックウザはともかく、メガシンカと同質の原理を用いているのがAZの最終兵器のため、“メガシンカの揺らぎ”概念は少なくとも3000年という(星の歴史と比べたら)若い現象になる……はず。
メガシンカやZ技、ダイマックスといった、地方限定とも言える要素。
これは自然エネルギーから、生体エネルギーという“区別”が生まれたアルセウス以後だからこそ生まれる現象なのではないでしょうか。
Zクリスタルになったネクロズマと、ガラル粒子を生み出すムゲンダイナが分かりやすいのだけれど、これは生体エネルギーから更に分化したエネルギーであると言える。
アルセウスが唯一神ではなくなり、各地方の伝説のポケモンが、その地方の特色を創造する時代になっているのではないだろうか。